新日本プロレス観戦のため両国へ。駅に着いたときには会場時間は過ぎてたんだけど、駅から会場まで長蛇の列が続いてました。去年の10月の両国は満員にはならなかったんだけど、今年は駅に着いた瞬間に満員を確信。少しずつですがプロレスの再興を感じつつあります。

入場後に、ブシロードの新しいTCG『キングオブプロレスリング』のデモンストレーションイベントを立ち見。田口隆祐選手のサイン入りカード争奪じゃんけん大会はあっさり負け。残念。

来年の1月4日の東京ドーム大会のチケットを購入して座席へ。以下、観戦レポ(敬称略)

第1試合 ストロングマン、永田、中西 VS 石井、飯塚、矢野
中西の1年4ヶ月ぶりの復帰戦。決め技のアルゼンチンバックブリーカーを見せるも、やはりブランクの影響は大きく、レフリーのブラインドをついた飯塚のアイアンフィンガーフロムヘルから矢野の裏霞で丸め込まれて負け。まだまだ本調子には遠いみたいだけど少しずつ無理をせず勘を取り戻してほしい。

第2試合 アレックスシェリー、KUSHIDA VS アレックスコズロフ、ロッキーロメロ
IWGPジュニアタッグ選手権。途中アレックスシェリーが捕まるも徐々にKUSHIDA組ペースを握る。KUSHIDAが合体技をトップロープから狙うが体制を崩されてそのままKUSHIDAがロッキーロメロに丸め込まれて負け。途中までいい試合だったけどフィニッシュがあっけなかった。

第3試合 飯伏 VS ローキー
めんたいが7年くらいずっと推してる飯伏幸太選手のIWGPジュニア防衛戦。飯伏選手の長所はなんといってもずば抜けた運動神経の良さ。10月6日放送の『ワールドプロレスリング』の田口隆祐戦でフェニックススプラッシュを交わされたのにそのまま足から着地したのは見てて鳥肌が立ちました。序盤から打撃戦で飯伏が有利に立つも相手を圧倒する動きの良さは影を潜める。それでも押し気味に試合を進めるも、コーナーポストに上って大技を狙ったところを捕まり、雪崩式キークラッシャー一発でローキー選手のピン。返せると思ったんだけどなー。

第4試合 小島、天山 VS デイビーボーイスミスJr、ランスアーチャー
IWGPタッグ戦。身体の大きい外人タッグにテンコジは押され気味。出した合体技はテンコジカッターくらいでちょっとちぐはぐな感じ。結局体格に勝る外人タッグに小島がダークディズ、キラーボムと大技を連発で食らって、天山もキラーボムで動けずに負け。テンコジは因縁がある相手だったり、互いにリスペクトしあえる相手とは感情移入できるいい勝負するんだけど、今回は流れが全然つかめなかったな。

第5試合 内藤 VS 高橋
元NO LIMIT対決。内藤の膝はG1から回復していないようで、コーナーから落とされて後ろ受身を取っているのに膝を抱えて悶絶するくらい状態が悪い。この状態では勝負にならず、高橋が東京ピンプスから膝固めでレフリーストップ。勝負が付いた後も高橋が内藤の膝をパイプ椅子で強打して内藤は地力では歩けず担架で退場。こんな状態でも試合をしなきゃいけないプロレスラーには頭が下がる。早く膝を治して欲しい。

第6試合 井上、真壁 VS 柴田、桜庭
新日に喧嘩を売った柴田と桜庭の新日第2戦。桜庭の入場テーマはやっぱり盛り上がる。序盤からお互いに打撃、関節を極め合うバリバリの喧嘩マッチ。井上が柴田にスピアーオブジャスティスを決めてジャーマンを狙うも、後ろから桜庭がスリーパーで締め上げ、力が抜けたところで柴田のPKでピン。井上がトライアングルランサーを解禁すると思ったんだけど、あの技はもう見れないのかな。

第7試合 カールアンダーソン VS オカダ
G1決勝戦の再戦。お互い序盤から決め技であるガンスタンとレインメーカーを狙うも決まらず。アンダーソンが雪崩式でガンスタンを決め、旋回式ガンスタンも決めるもフォールを奪えず。バーナードライバーを返されてオカダが打点高いドロップキックで反撃。オカダはツームストンパイルドライバーを狙うもアンダーソンが耐えてバーナードライバーを決めるもカウントは2。そこからガンスタンで勝負に行くもオカダは冷静に交わしてツームストンパイルドライバーを決めて、最後はレインメーカーでフィニッシュ。G1決勝に劣らないいい試合でした。

第8試合 後藤 VS 中邑
IWGPインターコンチネンタル選手権。一進一退の攻防から後藤が雪崩式牛殺しを決めて中邑の動きが落ちる。そこから裏昇天で追い討ちして、中邑の打撃を頭突きで制するも、中邑のその場飛びのボマィエを食らって、距離を取ってからのボマィエで中邑の大逆転勝利。

第9試合 棚橋 VS 鈴木
今年の東京ドームのメインイベントの再戦でもあるIWGPヘビー級選手権。鈴木が押し気味に試合を進めるも、棚橋のドラゴンスクリューで受身が取りきれずに足を負傷してしまう。そこから棚橋の執拗な足攻めを食らい足4の字をリング中央で決められるも、鈴木も気迫で何とかロープエスケープ。そこから鈴木がスリーパーで締め上げ棚橋の動きも落ちる。鈴木が張り手を棚橋に打ち込んでゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも棚橋が辛うじて交わし、ドラゴンスクリューで鈴木の足を攻め、最後は動きが止まった鈴木にボディアタック式ハイフライフローを決めて、正調式ハイフライフローで王座防衛。

試合後に、高橋が棚橋の禁断の過去を持ち出して王座に挑戦表明し、棚橋が「過去は消せない、でもぜんぶ背負って生きていく」とマイクアピールで返してフィナーレへ。

今年のプロレス観戦はこれで最後かな。1.4東京ドームが今から楽しみです。

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