新日本プロレス DESTRUCTION ’11 in 両国国技館
2011年10月10日 イベント新日の両国大会を観戦するために電車で東京へ。
途中、板橋グリーンホールに寄って第102回五竜杯を見学してきました。うまい人の試合を重点的に見たんだけど、リストを眺めただけでは全然たどり着けないプレイングが間近で見れてすごく勉強になった。見るのもやるのもスタンダードはこの時期が一番面白いね。
会場を後にして両国国技館へ移動。入り口横の売店で1月4日の東京ドーム大会のチケットが発売されてたので速攻で購入しました。観客の入りは7割りくらいと、超満員だったG1最終戦と比べるとちょっと寂しい。今日は全日が後楽園ホール、NOAHがディファ有明とメジャー三団体の興行が被ってるのもあるか。以下、個人的な感想(敬称略)
第1試合 キラーラビット KUSHIDA タイガーマスク ヴァイス シュヴァルツ VS ヒデオサイトー 石井智宏 邪道 外道 飯塚高史
5VS5ということで終始ごちゃごちゃした展開からKUSHIDAが外道から9469でギブ。飯塚のアイアンフィンガーフロムヘルをヒデオサイトーが勝手に持ち出して遊んでた場面には会場中が大爆笑だった。
第2試合 高橋裕二郎 VS 本間朋晃
本間も粘ったもののおおかたの予想通り東京ピンプスで裕二郎がピンフォール勝ち。結果が順当過ぎてこれ以上のコメントが思い浮かばず。
第3試合 ランスアーチャー VS 井上亘
井上がスピアーを決めるも、トドメの一撃を交わされて、チョークスラムからダークデイズを食らってランスアーチャーの勝ち。個人的にこのダークデイズのムーブは不自然で大嫌い。
第4試合 タマトンガ 後藤洋央紀 VS ウルティモゲレーロ 中邑真輔
中邑の入場曲がかかるだけでテンションが上がる。試合は後藤の牛殺し→昇天改でウルティモゲレーロからピン。まともに食らったウルティモゲレーロはしばらく足に力が入らず立ち上がれなかった。
第5試合 田口隆祐 プリンスデヴィット(Apollo55) VS ロッキーロメロ デイビーリチャーズ(NRC)
IWGP Jrタッグ選手権試合。タッグとして両チームとも熟成されているため試合のテンポが半端なく早い。個人の得意技はもちろんのこと合体技もスムーズに決まるJrらしい展開。Apollo55のブラックホールバケーションが決まるもカットされ、田口が場外へのプランチャが交わされたダメージで動きがにぶり、デヴィットに攻撃が集中される。最後はコントラクトキラーが決まってデヴィッドが返せずに王座移動。ちなみにブラックホールバケーションって技名は個人的には抜群のセンスだと思う。
第6試合 天山広吉 VS 小島聡
G1クライマックスで怪我をした小島の復帰戦。天コジと言えばプロレス界に名を残す名タッグ。試合は天山がロープに走ったところで小島のカウンターのラリアットがまともに決まって一発でピン。天山も復帰したばかりなのでまだまだ全盛期にはほど遠いか。個人的には早く二人のタッグが見たい。
第7試合 永田裕志 VS 矢野通
永田がリバースナガタロックⅡからの丸め込み合戦を制してピンフォール勝ち。永田はバックドロップもアームロックも出さなかった。ちょっと消化不良。
第8試合 MVP VS 田中将人
IWGPインターコンチネンタル選手権。一進一退の攻防からMVPのイリバーシブルクライシスが決まるも、田中が意地でロープブレイク。続けてMVPがプレイメーカーを狙うも交わされて、垂直落下式ブレーンバスターをまともに食らい動きが落ちたところで、ラリアットからスライディングDで田中が王座奪取。MVPも田中も真正面からぶつかるスタイルなのでいい試合だった。
第9試合 真壁刀義 VS 鈴木みのる
真壁がパワーボムからキングコングニーを狙うも交わされ、鈴木にスリーパーを極められる。逆落としからさらに締め上げれられて真壁の動きがぐっと落ちる。打撃にも腰が入らず防戦一方になったところでゴッチ式パイルドライバーを食らって万事休す。
第10試合 棚橋弘至 VS 内藤哲也
IWGPヘビー級選手権試合。序盤は棚橋は足、内藤は首を攻めてダメージを蓄積させて後の決め技につなげるオーソドックスな展開。中盤以降、大技の応酬となり、内藤がグロリアからスターダストプレスを決めるも、カバーが遅れて棚橋がぎりぎりでキックアウト。攻め手を失った内藤はG1の公式戦で棚橋からピンを奪ったポルボデエストレージャで丸め込むも棚橋は冷静に対処し、ドラゴンスープレックスから裏表のハイフライフローで29分を超える死闘に決着を付けて王座防衛。
めんたいが観戦したここ数年の試合の中ではダントツに素晴らしい試合だった。内藤は初挑戦とは思えないくらい肉薄していたし、それゆえに棚橋の強さが際立ってた。25分以上試合をして体力を消耗しきっている状態なのに、勝負どころでの技を畳みかけるスピードと技の正確さはすごすぎる。あのスタミナは長年にわたる厳しいトレーニングの積み重ねの成果なんだろうなあ。これで防衛回数は8回。IWGPの防衛記録は永田の10回なのでそろそろ視野に入ってきた。今年のビックマッチは大阪、名古屋なので順調に防衛を重ねれば年明けの東京ドームで新記録挑戦かな。
今週土曜深夜にテレビ朝日の『ワールドプロレスリング』でこの試合が放送されると思いますので、ちょっとでも興味を持った方は夜遅いけどぜひ観てください。損はさせません。
途中、板橋グリーンホールに寄って第102回五竜杯を見学してきました。うまい人の試合を重点的に見たんだけど、リストを眺めただけでは全然たどり着けないプレイングが間近で見れてすごく勉強になった。見るのもやるのもスタンダードはこの時期が一番面白いね。
会場を後にして両国国技館へ移動。入り口横の売店で1月4日の東京ドーム大会のチケットが発売されてたので速攻で購入しました。観客の入りは7割りくらいと、超満員だったG1最終戦と比べるとちょっと寂しい。今日は全日が後楽園ホール、NOAHがディファ有明とメジャー三団体の興行が被ってるのもあるか。以下、個人的な感想(敬称略)
第1試合 キラーラビット KUSHIDA タイガーマスク ヴァイス シュヴァルツ VS ヒデオサイトー 石井智宏 邪道 外道 飯塚高史
5VS5ということで終始ごちゃごちゃした展開からKUSHIDAが外道から9469でギブ。飯塚のアイアンフィンガーフロムヘルをヒデオサイトーが勝手に持ち出して遊んでた場面には会場中が大爆笑だった。
第2試合 高橋裕二郎 VS 本間朋晃
本間も粘ったもののおおかたの予想通り東京ピンプスで裕二郎がピンフォール勝ち。結果が順当過ぎてこれ以上のコメントが思い浮かばず。
第3試合 ランスアーチャー VS 井上亘
井上がスピアーを決めるも、トドメの一撃を交わされて、チョークスラムからダークデイズを食らってランスアーチャーの勝ち。個人的にこのダークデイズのムーブは不自然で大嫌い。
第4試合 タマトンガ 後藤洋央紀 VS ウルティモゲレーロ 中邑真輔
中邑の入場曲がかかるだけでテンションが上がる。試合は後藤の牛殺し→昇天改でウルティモゲレーロからピン。まともに食らったウルティモゲレーロはしばらく足に力が入らず立ち上がれなかった。
第5試合 田口隆祐 プリンスデヴィット(Apollo55) VS ロッキーロメロ デイビーリチャーズ(NRC)
IWGP Jrタッグ選手権試合。タッグとして両チームとも熟成されているため試合のテンポが半端なく早い。個人の得意技はもちろんのこと合体技もスムーズに決まるJrらしい展開。Apollo55のブラックホールバケーションが決まるもカットされ、田口が場外へのプランチャが交わされたダメージで動きがにぶり、デヴィットに攻撃が集中される。最後はコントラクトキラーが決まってデヴィッドが返せずに王座移動。ちなみにブラックホールバケーションって技名は個人的には抜群のセンスだと思う。
第6試合 天山広吉 VS 小島聡
G1クライマックスで怪我をした小島の復帰戦。天コジと言えばプロレス界に名を残す名タッグ。試合は天山がロープに走ったところで小島のカウンターのラリアットがまともに決まって一発でピン。天山も復帰したばかりなのでまだまだ全盛期にはほど遠いか。個人的には早く二人のタッグが見たい。
第7試合 永田裕志 VS 矢野通
永田がリバースナガタロックⅡからの丸め込み合戦を制してピンフォール勝ち。永田はバックドロップもアームロックも出さなかった。ちょっと消化不良。
第8試合 MVP VS 田中将人
IWGPインターコンチネンタル選手権。一進一退の攻防からMVPのイリバーシブルクライシスが決まるも、田中が意地でロープブレイク。続けてMVPがプレイメーカーを狙うも交わされて、垂直落下式ブレーンバスターをまともに食らい動きが落ちたところで、ラリアットからスライディングDで田中が王座奪取。MVPも田中も真正面からぶつかるスタイルなのでいい試合だった。
第9試合 真壁刀義 VS 鈴木みのる
真壁がパワーボムからキングコングニーを狙うも交わされ、鈴木にスリーパーを極められる。逆落としからさらに締め上げれられて真壁の動きがぐっと落ちる。打撃にも腰が入らず防戦一方になったところでゴッチ式パイルドライバーを食らって万事休す。
第10試合 棚橋弘至 VS 内藤哲也
IWGPヘビー級選手権試合。序盤は棚橋は足、内藤は首を攻めてダメージを蓄積させて後の決め技につなげるオーソドックスな展開。中盤以降、大技の応酬となり、内藤がグロリアからスターダストプレスを決めるも、カバーが遅れて棚橋がぎりぎりでキックアウト。攻め手を失った内藤はG1の公式戦で棚橋からピンを奪ったポルボデエストレージャで丸め込むも棚橋は冷静に対処し、ドラゴンスープレックスから裏表のハイフライフローで29分を超える死闘に決着を付けて王座防衛。
めんたいが観戦したここ数年の試合の中ではダントツに素晴らしい試合だった。内藤は初挑戦とは思えないくらい肉薄していたし、それゆえに棚橋の強さが際立ってた。25分以上試合をして体力を消耗しきっている状態なのに、勝負どころでの技を畳みかけるスピードと技の正確さはすごすぎる。あのスタミナは長年にわたる厳しいトレーニングの積み重ねの成果なんだろうなあ。これで防衛回数は8回。IWGPの防衛記録は永田の10回なのでそろそろ視野に入ってきた。今年のビックマッチは大阪、名古屋なので順調に防衛を重ねれば年明けの東京ドームで新記録挑戦かな。
今週土曜深夜にテレビ朝日の『ワールドプロレスリング』でこの試合が放送されると思いますので、ちょっとでも興味を持った方は夜遅いけどぜひ観てください。損はさせません。
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