衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

去年、映画化された井坂幸太郎先生の『ゴールデンスランバー』。登場人物の言動や行動すべてが物語の伏線になっていると言っても過言ではないこの作品は、井坂ワールドの集大成だと思います。最後のページを読み終わると同時に胸に去来する満足感は、この作品を読んだ人しか味わえません。興味のある人は是非書店で手に取ってください。

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