作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやく。そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もうひとつの助走」をはじめ、黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集。 （「BOOK」データベースより）
■読書
実家帰省中に読破した、すーさんから勧められた東野圭吾先生の短編集『黒笑小説』です。人間の欲深い部分がコミカルに描かれていて、悲惨なのに思わず笑っちゃう内容があったり、あまりにえげつなくて笑えない作品があったり。笑いのセンスは人それぞれだけど、個人的にはブラックジョークはかなり好きな部類なので、一冊でいろいろと楽しめました。勧めてくれたすーさんに大感謝です。
■日常
昨日の昼に大分の実家を出発して朝10時すぎに宇都宮に無事到着。今週は土曜も仕事なので、明日から頑張ります。
コメント
お気に召されたようでなによりですw
最近は乙一さん、伊坂幸太郎さん、東野圭吾さん、坂木司さんくらいしか手を出してないのですが何かオススメの作家さんとかいますかね？？
星新一さんにも興味を持ちつつありますがw
作品は二つしか知らないけど…僕は好きだなb
（コメント欄失礼）
僕も文章の好き嫌いが激しくて、広く浅くというよりは狭く深くになってしまいます。
東野圭吾先生、綾辻行人先生、高野和明先生の描写はかなり好みです。
ミステリーがお好きなら綾辻行人先生の館シリーズはオススメです。
東野圭吾先生なら「秘密」「手紙」あたりが心がじーんとする作品で大好きです。
＞sapphireくん
僕は乙一さんはまだ未体験。オススメの作品があったら教えて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/％E4％B9％99％E4％B8％80
知っているのが、リストカット事件で。
僕は面白く読めましたよb
DiaryNoteでは「％」は本文でもコメント欄でも全角になるね。
「GOTH リストカット事件」は今度読んでみます。紹介してくれてありがとう。