■映画
峠は越えたものの、なんだかんだで忙しかった今週もやっと終わり。今日は早めに切り上げてTOHOにて『バンテージ・ポイント』を鑑賞。

『バンテージ・ポイント』
スペイン・サマランカでの演説中にアシュトン米大統領が何者かに狙撃され、さらに演壇が爆破されるテロが起こった。シークレットサービスのバーンズはTV中継車に乗り込み、撮影された映像をチェック。そこに怪しい何かを見つけた。同時刻、サマランカ市警のエンリケは事件の容疑者として拘束されそうになり、サマランカ市街へと逃亡を謀る。アメリカ人旅行者のハワードは、ビデオカメラを片手にそんなエンリケを追いかけ…。(goo映画より)

大統領暗殺事件を様々な登場人物の視点から描くことで徐々に真実が明らかになっていく展開は観客の心を惹きつけます。事実を異なる視点から分析することにより真実に至るというプロセスを映画の演出に応用したことにより、登場人物一人一人の行動の意味するものを鮮やかに表現し、また登場人物同士の繋がりを暗示的に表現することに成功しています。独特な切り口を活かした圧倒的ともいえるほどの緻密な情景描写に酔える極上のサスペンス映画、是非オススメします。

目:5点
頭:5点
心:5点
魂:4点

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