PTクアラルンプール−1日目


困ったときのマック頼み



■MTG
いよいよ始まる5年ぶりのプロツアー。社会人なので練習時間は限られていたけど、PWCのサイドイベントに遠征したり、やれるだけのことはやったつもり。作戦としては限りなく白単or緑単で軽い生物ベースのデッキを作り、除去やバウンスなど場の有利を維持するカードをタッチする感じ。練習でもやらなかった青と、カードの弱い赤は基本的は手を出さないつもりでした。

ドラフト2回で4勝以上が2日目進出。1stドラフトのピックはこんな感じ。

初手《敵愾/Hostility》
他、《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》、《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》、《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》、《鳥の変わり身/Avian Changeling》

作戦通りなら《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》か《鳥の変わり身/Avian Changeling》をピックするべきなんだけど、レアと赤は不人気という誘惑に負ける。

2手目《最後のお祭り騒ぎ/Final Revels》
他、《皺だらけの主/Wizened Cenn》

3手目《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner》

4手目《煙束ね/Smokebraider》

ここから赤と黒の流れが止まり、仕方なく白い生物をピック。しかし1パック目では《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight》2枚、《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》と二流の生物しか取れず。2パック目と3パック目で白いカードと赤いカードをピックして、できたデッキはこんな感じ。

1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
1《バリラシュの旗騎士/Ballyrush Banneret》
1《マムシ杖のボガート/Adder-Staff Boggart》
1《太陽弾けのシャーマン/Sunflare Shaman》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
3《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight》
1《ブレンタンの盾持ち/Burrenton Shield-Bearers》
1《泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunner》
1《鳥の変わり身/Avian Changeling》
1《火の曲芸人/Fire Juggler》
1《キスキンの西風乗り/Kithkin Zephyrnaut》
1《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》
1《石切りの巨人/Stonehewer Giant》
1《敵愾/Hostility》

1《火をつける怒り/Kindled Fury》
1《ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Vel》
2《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》
2《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》
1《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》

10《平地/Plains》
7《山/Mountain》

・・・ひどい、ひどすぎる。

・《山/Mountain》7枚で《敵愾/Hostility》
・自身を含めて6枚しかエレメンタルカードがない《太陽弾けのシャーマン/Sunflare Shaman》
・自身を含めて5枚しか兵士カードがない《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
・3枚の《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight》

初手で自分の信念を貫かなかったばっかりにこんなひどいデッキで3ラウンド戦わなきゃいけないなんて・・・。このときは何とか1勝して、次の2ndドラフトで3連勝するしかないと思っていました。結果は以下参照。

1回戦 ○○ 白青
GAME1
2,3,4ターン目に生物を展開。相手の展開が遅れたところを、《火をつける怒り/Kindled Fury》《ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Vel》《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》で押し切って勝ち。
GAME2
序盤に相手のライフを削るも、相手の場に出てきた《ベンティコア/Benthicore》で地上がピタリと止まる。相手の《墨深みの潜り手/Inkfathom Divers》でライブラリトップ4枚が操作され、1枚目が《竜巻編み/Waterspout Weavers》。こっちの場には《主の戦術家/Cenn’s Tactician》とサイドインした《光舞い/Shinewend》がいたので、相手が族系してフルアタックしてくれば、《光舞い/Shinewend》で2体ブロックできて返しで勝ちだなと思っていたら、相手は次のターンに2枚目のカードを引いて《ベンティコア/Benthicore》のみで攻撃。ここは2/2と3/3の《主の戦術家/Cenn’s Tactician》でブロックして《主の戦術家/Cenn’s Tactician》と交換して、相手がエンド。次のターンにドローして熟考。相手の手札がコンバットトリックならさっきの戦闘で使ってるはず。生物なら召喚してるはず。ならカウンターか土地か。土地なら残り2枚も土地のはず・・・ということで2体の《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight》を含む全軍アタック。読みどおり相手のライブラリトップは土地で激突に勝利し、そのまま押し切って勝ち。
[1-0]

2回戦 ○○ 緑赤黒
GAME1
5ターン目に《石切りの巨人/Stonehewer Giant》、6ターン目に《敵愾/Hostility》出して押し切って勝ち。
GAME2
5ターン目に《石切りの巨人/Stonehewer Giant》、7ターン目に《敵愾/Hostility》出して押し切って勝ち。
[2-0]

3回戦 ×× 緑黒
GAME1
ただでさえ相手の方が生物がでかいのに、《三人組の狩り/Hunting Triad》、《茨角/Briarhorn》、《増え続ける成長/Incremental Growth》で押し切られて負け。
GAME2
2ターン目の《マムシ杖のボガート/Adder-Staff Boggart》の激突で《戦杖の樫/Battlewand Oak》がめくれて涙目。《種導きのトネリコ/Seedguide Ash》をダブルブロックしたら《三人組の狩り/Hunting Triad》で補強されて止まらず。
[2-1]

このデッキで2−1できたのが奇跡。もう怖いものは何もないと2ndドラフトに突入。初手からのピックはこんな感じ。

初手《皺だらけの主/Wizened Cenn》
他、《名も無き転置/Nameless Inversion》、《最後のお祭り騒ぎ/Final Revels》、《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra》

1stドラフトの失敗からキスキンで1番欲しいアンコを迷わずピック。

2手目《増え続ける成長/Incremental Growth》
他、《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra》

3手目《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
他、《エレンドラ谷の衛兵/Sentinels of Glen Elendra》、《深みの古参兵/Veteran of the Depths》

4手目《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》

2パック目の初手でも《皺だらけの主/Wizened Cenn》を引くなど、キスキン一直線のピックを続けてデッキはこんな感じ。

1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
2《蚊の守り手/Mosquito Guard》
1《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
1《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher》
2《皺だらけの主/Wizened Cenn》
4《主の後継ぎ/Cenn’s Heir》
2《キスキンの西風乗り/Kithkin Zephyrnaut》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《スプリングジャックの騎士/Springjack Knight》
1《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》
2《チドリの騎士/Plover Knights》

1《揃った連射/Coordinated Barrage》
1《毎日の処方/Daily Regimen》
1《良心の呵責/Weight of Conscience》
2《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》

17《平地/Plains》

かなり納得のいく出来。これなら初日抜けできそう。結果は以下参照。

4回戦 ○○ 青白
GAME1,2
2本とも1点も削られずに押し切って勝ち。
[3-1]

5回戦 ○○ 青黒
GAME1
《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》と《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》のコンボで、相手の生物2体タップしつつクロックを2点増やしたりして押し切って勝ち。
GAME2
1点も削られず押し切って勝ち。
[4-1]

6回戦 ×× 緑黒
GAME1
《狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman》でアドバンテージを取られまくって負け。
GAME2
《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush》2枚、《ツキノテブクロの選別者/Moonglove Winnower》2枚の接死に苦戦し、《枝の手の内/Reach of Branches》で万事休す。
[4-2]49位

2回のドラフトを終えて4-2で1日目突破。感慨に浸る間もなく3rdドラフトに突入。初手からのピックはこんな感じ。

初手《叫び大口/Shriekmaw》

2手目《変わり身の勇士/Changeling Hero》
他、《ベンティコア/Benthicore》、《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》、《高潮測り/Surgespanner》

3手目《キンズベイルの風船使い/Kinsbaile Balloonist》
他、《ベンティコア/Benthicore》、《渦巻沈め/Whirlpool Whelm》

青を流しての白単ピック。出来たデッキはこんな感じ。

2《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
1《皺だらけの主/Wizened Cenn》
1《主の後継ぎ/Cenn’s Heir》
2《キンズベイルの散兵/Kinsbaile Skirmisher》
1《黄金コオロギの騎士団/Order of the Golden Cricket》
1《バリラシュの旗騎士/Ballyrush Banneret》
1《銛撃ちの狙撃者/Harpoon Sniper》
1《キスキンの西風乗り/Kithkin Zephyrnaut》
1《キンズベイル国境警備隊/Kinsbaile Borderguard》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《キンズベイルの風船使い/Kinsbaile Balloonist》
2《変わり身の勇士/Changeling Hero》

1《揃った連射/Coordinated Barrage》
2《良心の呵責/Weight of Conscience》
1《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft》
1《混迷の挽回/Redeem the Lost》
1《首のへし折り/Neck Snap》
1《膨らむ勇気/Swell of Courage》

17《平地/Plains》

3回の中では間違いなく1番強いデッキ。《叫び大口/Shriekmaw》と《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》を取ってたけどタッチしませんでした。結果はこんな感じ。

7回戦 ○○ 緑白黒
GAME1
1点も削られずに勝ち。
GAME2
《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》と《樫瘤の戦士/Oakgnarl Warrior》で場を固められるも、《黄金コオロギの騎士団/Order of the Golden Cricket》が飛んで、《膨らむ勇気/Swell of Courage》の補強5で7点削りきって勝ち。
[5-2]39位

ということで初日は39位で折り返し。終わったときは午後9時を回っていたので、夕食は無難なマックで済ませました。明日もがんばります。

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