PTQクアラルンプール−北九州
2007年11月11日 MTG-競技 コメント (6)■MTG
PTQクアラルンプール−北九州は参加者100人、スイスドロー7回戦+シングルイリミネーション3回戦。もらったパックで組んだデッキはこんな感じ。
1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》
1《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》
1《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》
1《深海踏みのメロウ/Deeptread Merrow》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》
1《紙ひれの悪党/Paperfin Rascal》
1《川床の水大工/Streambed Aquitects》
1《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》
1《樫の喧嘩屋/Oaken Brawler》
2《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《変わり身の勇士/Changeling Hero》
1《嘆きウェルク/Mournwhelk》
2《名も無き転置/Nameless Inversion》
1《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
1《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
1《不敬の命令/Profane Command》
7《島/Island》
6《平地/Plains》
3《沼/Swamp》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》2枚、《変わり身の勇士/Changeling Hero》の優秀な生物と《忘却の輪/Oblivion Ring》や《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》がある白はメインカラー確定。除去が優秀な黒をはずす選択肢もない。白黒で組むと生物が足りないので、優秀なマーフォークがそろっている青を絡めて白青タッチ黒で組むことに。《傲慢な完全者/Imperious Perfect》や《増え続ける成長/Incremental Growth》がある緑も考えたけど、マナサポートが《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》1枚で、他の緑のカードがしょぼかったため却下。結果は以下参照。
1回戦 ○○ 青緑白赤
GAME1
2ターン目に《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》を置いて、あとは生物を展開して勝ち。相手は土地を《島/Island》4枚しか置かず。
GAME2
相手の土地が伸びず、《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》が《島/Island》を渡って、最後に《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》を出されたけど、かまわず本体を削って勝ち。
[1-0]
2回戦 ○○ 緑赤白黒
GAME1
相手の《不屈の頑固皮/Dauntless Dourbark》を《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》でタップし、生物で殴る展開。途中、《雲打ち/Cloudthresher》が出てくるも、ブロック前に《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》で除去って押し切って勝ち。
GAME2
2ターン目に出した《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》が生き残って場を支配して勝ち。
[2-0]
3回戦 ×× 緑白黒
GAME1
手札に《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》が2枚あるも2枚目の《平地/Plains》を引かず。やっと引いて《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》を出すも、前のターンに土地をセットしなかったため、1マナしか余らず、《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》の能力が起動できないタイミングで相手が《活力/Vigor》をトップデッキし戦線が崩壊。最後は《有象無象の発射/Fodder Launch》で負け。
GAME2
土地が4枚で止まる苦しい展開。《増え続ける成長/Incremental Growth》した3体の生物を複数ブロックして相打ちを取っていくも、さすがにアドバンテージ差が大きくて負け。
[2-1]
デッキは強いと思っていたのに、あまりにもあっさり負けたため、デッキの問題点を知り合いに相談したところ白黒タッチ青の方が強いというアドバイスをもらう。4回戦以降はサイド後以下の形にすることに。
1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》
1《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》
1《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《黒ポプラのシャーマン/Black Poplar Shaman》
1《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》
1《樫の喧嘩屋/Oaken Brawler》
1《スズメバチ騒がせ/Hornet Harasser》
1《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》
2《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《変わり身の勇士/Changeling Hero》
1《嘆きウェルク/Mournwhelk》
2《名も無き転置/Nameless Inversion》
1《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
1《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
1《足の底の饗宴/Footbottom Feast》
1《不敬の命令/Profane Command》
7《平地/Plains》
7《沼/Swamp》
2《島/Island》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》のシールドとドラフトの強さを激しく間違ってました。このデッキじゃライブラリ削る前に勝てるからね。
4回戦 ○○ 白青赤
GAME1
《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》と《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》でブロッカーを排除し、相手の引きがあまりよくなかったため生物で押し切って勝ち。
GAME2
《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》と《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》が《島/Island》と《山/Mountain》を渡って勝ち。
[3-1]
5回戦 ○○ 青赤黒
GAME1
序盤ライフを削られるも《叫び大口/Shriekmaw》でアドバンテージを取ったあと《変わり身の勇士/Changeling Hero》で覇権。4/4絆魂付きで除去っても生物1体持っていく生物を相手が処理できずに勝ち。
GAME2
相手が土地2枚で1ターン止まる。ノーガードで殴り合って、最後は《不敬の命令/Profane Command》で勝ち。相手の手札にも《不敬の命令/Profane Command》がありました。あぶないあぶない。
[4-1]
6回戦 ×○○ 白青黒
GAME1
先行土地2枚スタートで土地引かず。相手の2ターン目に《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》を張られて生物を展開されて負け。
GAME2
2ターン目に《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》を召喚し、それがライフを15点削って勝ち。
GAME3
1ターン目《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》、2ターン目《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》、3ターン目《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》のロケットスタート。相手の《薄れ馬/Wispmare》で《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》は割られるも、《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》で《薄れ馬/Wispmare》をタップし、《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》で相手のライフを削る。相手の《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》からトークンが出て、相手のライフが6で攻撃が通らなくなるも、《不敬の命令/Profane Command》をトップデッキして勝ち。
[5-1]
6回戦終了時のStandingはこんな感じ。
1位 16点
2位 16点
3位 16点
4位 15点
5位 15点 OPP 62%
6位 15点 OPP 58% (めんたい)
7位 15点 OPP 50%
8位 15点
9位 14点
10位 13点 OPP 56%
11位 13点 OPP 56%
12位 13点 OPP 50%
んで7回戦の組み合わせはこんな感じ。
1位−3位
2位−5位
4位−6位(めんたい)
7位−8位
9位−10位
11位−12位
1位−3位、2位−5位がIDで4枠確定。7位−8位はガチなので5枠目。僕のところがIDすると相手が確定するので6枠目。9位−10位で9位の方が勝つと7枠目。10位の方が勝つとOPPで2%差をまくられなければ僕が確定。11位−12位で12位の方が勝つとOPPで8%差あるのでたぶん大丈夫。11位の方が勝つとOPPで2%差をまくられなければ僕が確定。どちらにしろガチるより可能性が高いのでIDを選択。
7回戦 ID
[5-1-1]
9位の方と11位の方が勝ったので、8人目を僕と11位の方が争う展開。結果は2%の差をキープして何とか8位に滑り込んで決勝ドラフト進出。
決勝ドラフト
初手、《霊気撃ち/AEthersnipe》、《巣穴のこそ泥/Warren Pilferers》、《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》から下を黒くしたくて《霊気撃ち/AEthersnipe》をピック。2手目、全体的に弱いパックながらレアに《暁の君主/Sunrise Sovereign》が。「あかつき杯」の主催者ということで、このカードはリストを見たときから意識していた。PTを賭けたドラフトでこのカードに出会うのも運命かと思い、ピックして巨人を狙う。3手目に《森林の変わり身/Woodland Changeling》、4手目に《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》をピックするも、巨人のキーカードである《死角持ちの巨人/Blind-Spot Giant》や《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil》はまったく回ってこず。2パック目の初手で《叫び大口/Shriekmaw》をピックしてタッチ黒へ。2パック目に入っても巨人の姿はほとんど見えず淡々と緑のカードをピックする。3パック目でも緑のカードをかき集めてできたデッキはこんな感じ。
3《葉光らせ/Leaf Gilder》
2《森林の変わり身/Woodland Changeling》
2《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》
1《光り葉の予見者/Gilt-Leaf Seer》
2《低地の鈍愚/Lowland Oaf》
1《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》
1《茨角/Briarhorn》
1《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《暁の君主/Sunrise Sovereign》
1《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》
1《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
1《タール火/Tarfire》
2《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush》
1《巨人の憤り/Giant’s Ire》
1《野生の跳ね返り/Wild Ricochet》
1《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire》
9《森/Forest》
5《山/Mountain》
1《沼/Swamp》
1《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
緑の軽い生物でぶん回すデッキ。組んだときは一没を覚悟してました。結果は以下参照。
準々決勝 ○○ 白黒
GAME1
6ターン目に《暁の君主/Sunrise Sovereign》を召喚し、場には巨人3体がいて押し切って勝ち。
GAME2
ダブルマリガン土地3枚、《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》《叫び大口/Shriekmaw》でスタート。序盤に軽い生物を引けたので展開し、場を有利にしたところで、相手が《貯め込み屋の欲/Hoarder’s Greed》をプレイ。1回目の激突の結果、こっちのライブラリのトップは《山/Mountain》で手札に《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire》があって、赤マナが1枚しかないので当然そのままに。その後、相手は4回連続で激突に勝ってライフが0になって勝ち。
準決勝 ×○○ 青白赤
GAME1
相手に《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》がいるのに《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》に《タール火/Tarfire》を撃ったりと物体なプレングをして、《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》が付いた《やっかい児/Pestermite》に4点ずつ殴られて負け。
GAME2
2ターン目、3ターン目に《葉光らせ/Leaf Gilder》を展開し、相手のライフを削る。4ターン目に相手の生物が《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》のみのときに相手がブロックして、《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》を付けて、《葉光らせ/Leaf Gilder》を除去ろうとしたので、《茨角/Briarhorn》で捌いてそのまま押し切って勝ち。
GAME3
2ターン目、《葉光らせ/Leaf Gilder》、3ターン目、《葉光らせ/Leaf Gilder》と《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》とロケットスタート。《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》は《タール火/Tarfire》で除去られたものの生物を追加して押し切って勝ち。3戦とも相手がマリガンして、相手の序盤の展開が悪かったのに救われました。
こちらの準決勝が先に終わったのでしばらく待機。もう1つの準決勝が終わって、決勝の相手が福岡時代からの顔見知りの梅兄くんに決まる。「めんたいさんはPT行けるんですか」と聞かれたので、「もちろん」と答えると、彼は少し考えて仕事先の店長に電話をするから少し時間をくださいと申し出た。
その店長とは、僕がカジュアルプレイヤーのころから一緒にMTGをやってきた仲間で、僕の大学時代の研究室の1つ上の先輩でもある人だった。電話なので内容は全部は分からなかったけど、PTに出るには少なくとも5日は休みが必要なこと、決勝の相手が僕だということ、それを伝えて店長からの返事を確認した後、彼は権利を譲ることを申し出た。
もしかしたら僕の飛行機の出発時間が迫っていることも考慮してくれたのかもしれない。彼がPTを目指していることは大会中の様子を見て分かったいたので申し訳なく、そしてとてもありがたく思った。
■それから・・・
PT出場の書類を受け取ったあと、うへ君から車で空港まで送るとの誘いがあった。彼も僕がカジュアルプレイヤーだったころからの仲間。ありがたく厚意を受け取った。
駐車場に着くと車のバッテリーが上がっていることが判明した。今から小倉駅に戻っても連絡バスには間に合わないので、次の日の便で羽田に帰ることにした。JAFを呼んだあと、うへ君はホテル代を払わせてくれと申し出たが丁重に断った。
人間は完璧じゃないから、厚意が裏目に出ることはもちろんある。人からの厚意はそれが自分の利益になるから嬉しいのではなく、その人が厚意を自分に向けてくれたこと自体が嬉しいことなのだから。
朝一の便は小倉駅からの連絡バスがないため、今日中に空港まで移動する必要があった。うへ君の車で移動中、昔話に花を咲かせた。2人で抜けた2000年の日本選手権オープン予選のこと。対戦したマスクスブロック構築のPTQのこと。「そういえばマスクスブロックはエクテンからも落ちちゃったね」とお互い年を取ったことを笑って話した。とても貴重な時間を過ごすことができた。
空港に着いて、連絡先を交換して、うへ君と別れた。お金がないから空港のロビーで夜を明かすかと思いながら空港の掲示板を見ると違和感に気づいた。
僕が乗るはずだった便が1時間遅れてまだ出発してなかった。
こんなミラクルあるんだなと思った。もともと間に合ってなかったのに、今日中に東京に帰れるどころか、迷惑料として5000円も受け取った。
機内では興奮して眠れず、行きの便で最後まで見れなかった『ミス・ポター』を観賞。決して派手ではないけれど心温まるいい映画だった。
深夜の機内から見た雲下の夜景はとてもきれいだった。
■最後に・・・
という訳でPT横浜以来、約5年ぶり3度目のプロツアーに出場することになりました。もうプロツアーに出れないんじゃないかと思ったことは何度もあったけど、諦めなくて本当に良かった。これも皆さんのおかげです。ありがとうございました。
福岡のプレイヤーの皆さん、いろいろお世話になりました。もう福岡を離れて5年も経つのに、変わらぬ付き合い大変ありがたく思います。実は1月6日のPTQクアラルンプール−福岡に出るつもりで年末年始実家に帰る計画を立てていたので、1月6日は会場に顔を出します。飛行機は次の日に予約しているので、打ち上げに参加してみんなで騒ぎたいです。連絡先はうへ君が知っています。1月6日にまた皆さんに会えるのを楽しみにしてます。
プロツアー頑張ります。
PTQクアラルンプール−北九州は参加者100人、スイスドロー7回戦+シングルイリミネーション3回戦。もらったパックで組んだデッキはこんな感じ。
1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》
1《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》
1《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》
1《深海踏みのメロウ/Deeptread Merrow》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》
1《紙ひれの悪党/Paperfin Rascal》
1《川床の水大工/Streambed Aquitects》
1《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》
1《樫の喧嘩屋/Oaken Brawler》
2《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《変わり身の勇士/Changeling Hero》
1《嘆きウェルク/Mournwhelk》
2《名も無き転置/Nameless Inversion》
1《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
1《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
1《不敬の命令/Profane Command》
7《島/Island》
6《平地/Plains》
3《沼/Swamp》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》2枚、《変わり身の勇士/Changeling Hero》の優秀な生物と《忘却の輪/Oblivion Ring》や《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》がある白はメインカラー確定。除去が優秀な黒をはずす選択肢もない。白黒で組むと生物が足りないので、優秀なマーフォークがそろっている青を絡めて白青タッチ黒で組むことに。《傲慢な完全者/Imperious Perfect》や《増え続ける成長/Incremental Growth》がある緑も考えたけど、マナサポートが《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》1枚で、他の緑のカードがしょぼかったため却下。結果は以下参照。
1回戦 ○○ 青緑白赤
GAME1
2ターン目に《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》を置いて、あとは生物を展開して勝ち。相手は土地を《島/Island》4枚しか置かず。
GAME2
相手の土地が伸びず、《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》が《島/Island》を渡って、最後に《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》を出されたけど、かまわず本体を削って勝ち。
[1-0]
2回戦 ○○ 緑赤白黒
GAME1
相手の《不屈の頑固皮/Dauntless Dourbark》を《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》でタップし、生物で殴る展開。途中、《雲打ち/Cloudthresher》が出てくるも、ブロック前に《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》で除去って押し切って勝ち。
GAME2
2ターン目に出した《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》が生き残って場を支配して勝ち。
[2-0]
3回戦 ×× 緑白黒
GAME1
手札に《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》が2枚あるも2枚目の《平地/Plains》を引かず。やっと引いて《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》を出すも、前のターンに土地をセットしなかったため、1マナしか余らず、《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》の能力が起動できないタイミングで相手が《活力/Vigor》をトップデッキし戦線が崩壊。最後は《有象無象の発射/Fodder Launch》で負け。
GAME2
土地が4枚で止まる苦しい展開。《増え続ける成長/Incremental Growth》した3体の生物を複数ブロックして相打ちを取っていくも、さすがにアドバンテージ差が大きくて負け。
[2-1]
デッキは強いと思っていたのに、あまりにもあっさり負けたため、デッキの問題点を知り合いに相談したところ白黒タッチ青の方が強いというアドバイスをもらう。4回戦以降はサイド後以下の形にすることに。
1《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
1《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》
1《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》
1《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》
1《キスキンの癒し手/Kithkin Healer》
1《黒ポプラのシャーマン/Black Poplar Shaman》
1《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》
1《樫の喧嘩屋/Oaken Brawler》
1《スズメバチ騒がせ/Hornet Harasser》
1《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》
2《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《変わり身の勇士/Changeling Hero》
1《嘆きウェルク/Mournwhelk》
2《名も無き転置/Nameless Inversion》
1《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
1《ツキノテブクロのエキス/Moonglove Extract》
1《足の底の饗宴/Footbottom Feast》
1《不敬の命令/Profane Command》
7《平地/Plains》
7《沼/Swamp》
2《島/Island》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
《秘密を溺れさせる者/Drowner of Secrets》のシールドとドラフトの強さを激しく間違ってました。このデッキじゃライブラリ削る前に勝てるからね。
4回戦 ○○ 白青赤
GAME1
《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》と《石ころ川の釣り師/Stonybrook Angler》でブロッカーを排除し、相手の引きがあまりよくなかったため生物で押し切って勝ち。
GAME2
《メロウの先触れ/Merrow Harbinger》と《丘漁りの巨人/Hillcomber Giant》が《島/Island》と《山/Mountain》を渡って勝ち。
[3-1]
5回戦 ○○ 青赤黒
GAME1
序盤ライフを削られるも《叫び大口/Shriekmaw》でアドバンテージを取ったあと《変わり身の勇士/Changeling Hero》で覇権。4/4絆魂付きで除去っても生物1体持っていく生物を相手が処理できずに勝ち。
GAME2
相手が土地2枚で1ターン止まる。ノーガードで殴り合って、最後は《不敬の命令/Profane Command》で勝ち。相手の手札にも《不敬の命令/Profane Command》がありました。あぶないあぶない。
[4-1]
6回戦 ×○○ 白青黒
GAME1
先行土地2枚スタートで土地引かず。相手の2ターン目に《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》を張られて生物を展開されて負け。
GAME2
2ターン目に《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》を召喚し、それがライフを15点削って勝ち。
GAME3
1ターン目《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》、2ターン目《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》、3ターン目《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》のロケットスタート。相手の《薄れ馬/Wispmare》で《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》は割られるも、《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》で《薄れ馬/Wispmare》をタップし、《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》で相手のライフを削る。相手の《雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag》からトークンが出て、相手のライフが6で攻撃が通らなくなるも、《不敬の命令/Profane Command》をトップデッキして勝ち。
[5-1]
6回戦終了時のStandingはこんな感じ。
1位 16点
2位 16点
3位 16点
4位 15点
5位 15点 OPP 62%
6位 15点 OPP 58% (めんたい)
7位 15点 OPP 50%
8位 15点
9位 14点
10位 13点 OPP 56%
11位 13点 OPP 56%
12位 13点 OPP 50%
んで7回戦の組み合わせはこんな感じ。
1位−3位
2位−5位
4位−6位(めんたい)
7位−8位
9位−10位
11位−12位
1位−3位、2位−5位がIDで4枠確定。7位−8位はガチなので5枠目。僕のところがIDすると相手が確定するので6枠目。9位−10位で9位の方が勝つと7枠目。10位の方が勝つとOPPで2%差をまくられなければ僕が確定。11位−12位で12位の方が勝つとOPPで8%差あるのでたぶん大丈夫。11位の方が勝つとOPPで2%差をまくられなければ僕が確定。どちらにしろガチるより可能性が高いのでIDを選択。
7回戦 ID
[5-1-1]
9位の方と11位の方が勝ったので、8人目を僕と11位の方が争う展開。結果は2%の差をキープして何とか8位に滑り込んで決勝ドラフト進出。
決勝ドラフト
初手、《霊気撃ち/AEthersnipe》、《巣穴のこそ泥/Warren Pilferers》、《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》から下を黒くしたくて《霊気撃ち/AEthersnipe》をピック。2手目、全体的に弱いパックながらレアに《暁の君主/Sunrise Sovereign》が。「あかつき杯」の主催者ということで、このカードはリストを見たときから意識していた。PTを賭けたドラフトでこのカードに出会うのも運命かと思い、ピックして巨人を狙う。3手目に《森林の変わり身/Woodland Changeling》、4手目に《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》をピックするも、巨人のキーカードである《死角持ちの巨人/Blind-Spot Giant》や《臭汁飲みの向こう見ず/Stinkdrinker Daredevil》はまったく回ってこず。2パック目の初手で《叫び大口/Shriekmaw》をピックしてタッチ黒へ。2パック目に入っても巨人の姿はほとんど見えず淡々と緑のカードをピックする。3パック目でも緑のカードをかき集めてできたデッキはこんな感じ。
3《葉光らせ/Leaf Gilder》
2《森林の変わり身/Woodland Changeling》
2《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》
1《光り葉の予見者/Gilt-Leaf Seer》
2《低地の鈍愚/Lowland Oaf》
1《雲冠の樫/Cloudcrown Oak》
1《茨角/Briarhorn》
1《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《暁の君主/Sunrise Sovereign》
1《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》
1《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》
1《タール火/Tarfire》
2《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush》
1《巨人の憤り/Giant’s Ire》
1《野生の跳ね返り/Wild Ricochet》
1《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire》
9《森/Forest》
5《山/Mountain》
1《沼/Swamp》
1《鮮烈な岩山/Vivid Crag》
1《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
緑の軽い生物でぶん回すデッキ。組んだときは一没を覚悟してました。結果は以下参照。
準々決勝 ○○ 白黒
GAME1
6ターン目に《暁の君主/Sunrise Sovereign》を召喚し、場には巨人3体がいて押し切って勝ち。
GAME2
ダブルマリガン土地3枚、《放浪者の小枝/Wanderer’s Twig》《叫び大口/Shriekmaw》でスタート。序盤に軽い生物を引けたので展開し、場を有利にしたところで、相手が《貯め込み屋の欲/Hoarder’s Greed》をプレイ。1回目の激突の結果、こっちのライブラリのトップは《山/Mountain》で手札に《破壊的なかがり火/Consuming Bonfire》があって、赤マナが1枚しかないので当然そのままに。その後、相手は4回連続で激突に勝ってライフが0になって勝ち。
準決勝 ×○○ 青白赤
GAME1
相手に《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》がいるのに《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》に《タール火/Tarfire》を撃ったりと物体なプレングをして、《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》が付いた《やっかい児/Pestermite》に4点ずつ殴られて負け。
GAME2
2ターン目、3ターン目に《葉光らせ/Leaf Gilder》を展開し、相手のライフを削る。4ターン目に相手の生物が《銀エラの消し去り/Silvergill Douser》のみのときに相手がブロックして、《三つ目巨人の視線/Triclopean Sight》を付けて、《葉光らせ/Leaf Gilder》を除去ろうとしたので、《茨角/Briarhorn》で捌いてそのまま押し切って勝ち。
GAME3
2ターン目、《葉光らせ/Leaf Gilder》、3ターン目、《葉光らせ/Leaf Gilder》と《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》とロケットスタート。《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare》は《タール火/Tarfire》で除去られたものの生物を追加して押し切って勝ち。3戦とも相手がマリガンして、相手の序盤の展開が悪かったのに救われました。
こちらの準決勝が先に終わったのでしばらく待機。もう1つの準決勝が終わって、決勝の相手が福岡時代からの顔見知りの梅兄くんに決まる。「めんたいさんはPT行けるんですか」と聞かれたので、「もちろん」と答えると、彼は少し考えて仕事先の店長に電話をするから少し時間をくださいと申し出た。
その店長とは、僕がカジュアルプレイヤーのころから一緒にMTGをやってきた仲間で、僕の大学時代の研究室の1つ上の先輩でもある人だった。電話なので内容は全部は分からなかったけど、PTに出るには少なくとも5日は休みが必要なこと、決勝の相手が僕だということ、それを伝えて店長からの返事を確認した後、彼は権利を譲ることを申し出た。
もしかしたら僕の飛行機の出発時間が迫っていることも考慮してくれたのかもしれない。彼がPTを目指していることは大会中の様子を見て分かったいたので申し訳なく、そしてとてもありがたく思った。
■それから・・・
PT出場の書類を受け取ったあと、うへ君から車で空港まで送るとの誘いがあった。彼も僕がカジュアルプレイヤーだったころからの仲間。ありがたく厚意を受け取った。
駐車場に着くと車のバッテリーが上がっていることが判明した。今から小倉駅に戻っても連絡バスには間に合わないので、次の日の便で羽田に帰ることにした。JAFを呼んだあと、うへ君はホテル代を払わせてくれと申し出たが丁重に断った。
人間は完璧じゃないから、厚意が裏目に出ることはもちろんある。人からの厚意はそれが自分の利益になるから嬉しいのではなく、その人が厚意を自分に向けてくれたこと自体が嬉しいことなのだから。
朝一の便は小倉駅からの連絡バスがないため、今日中に空港まで移動する必要があった。うへ君の車で移動中、昔話に花を咲かせた。2人で抜けた2000年の日本選手権オープン予選のこと。対戦したマスクスブロック構築のPTQのこと。「そういえばマスクスブロックはエクテンからも落ちちゃったね」とお互い年を取ったことを笑って話した。とても貴重な時間を過ごすことができた。
空港に着いて、連絡先を交換して、うへ君と別れた。お金がないから空港のロビーで夜を明かすかと思いながら空港の掲示板を見ると違和感に気づいた。
僕が乗るはずだった便が1時間遅れてまだ出発してなかった。
こんなミラクルあるんだなと思った。もともと間に合ってなかったのに、今日中に東京に帰れるどころか、迷惑料として5000円も受け取った。
機内では興奮して眠れず、行きの便で最後まで見れなかった『ミス・ポター』を観賞。決して派手ではないけれど心温まるいい映画だった。
深夜の機内から見た雲下の夜景はとてもきれいだった。
■最後に・・・
という訳でPT横浜以来、約5年ぶり3度目のプロツアーに出場することになりました。もうプロツアーに出れないんじゃないかと思ったことは何度もあったけど、諦めなくて本当に良かった。これも皆さんのおかげです。ありがとうございました。
福岡のプレイヤーの皆さん、いろいろお世話になりました。もう福岡を離れて5年も経つのに、変わらぬ付き合い大変ありがたく思います。実は1月6日のPTQクアラルンプール−福岡に出るつもりで年末年始実家に帰る計画を立てていたので、1月6日は会場に顔を出します。飛行機は次の日に予約しているので、打ち上げに参加してみんなで騒ぎたいです。連絡先はうへ君が知っています。1月6日にまた皆さんに会えるのを楽しみにしてます。
プロツアー頑張ります。
コメント
お互いいけるといいね。
がんばりましょう。
8位抜けで最後相手ドロップとはかなり流れが来てますね。
権利を獲得できたようでよかったです。
今度大会でのお話を色々と聞かせてくださいね。
PT頑張ります。