『墨攻』

2007年2月18日 映画
■日常
朝からテレビを見ながら、持ち帰った仕事をだらだらと。当然、効率なんて上がる訳もなく。夕方までかかって何とか終わりました。

■映画
MOVIXのレイトショーにて『墨攻』を鑑賞。
『墨攻』
戦国時代。趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。10万の趙軍に対し、梁城の全住民はわずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、粱王は降伏を決断する。墨家の革離(かくり)がたった1人で駆けつけたのは、その直後だった。兵に関する全権を粱王から与えられ、早速城を守る準備に取りかかる革離。趙軍の指揮官・巷淹中は革離を好敵手と見なし、やがて激しい攻撃を開始する。(goo映画より)

舞台は春秋戦国時代ということで、古代中国の生活や戦争の様子がリアルに表現されており、歴史好きには満足できる作品。しかしこの作品のメインテーマは、憎しみや嫉妬といった人間の悪い面を隠すことなく表現すること。人間の卑しさや浅ましさはいつの時代も変わらないんだなと改めて感じました。自らの私利私欲のために、命の恩人すら平気で裏切るシーンを見て、驚きではなく諦めにも似た感情を覚えたのは、人生を重ねて、人間的に成長したからなのでしょうか?

目:☆☆☆☆
頭:☆☆☆☆
心:☆☆☆☆
魂:☆☆☆

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索