2003年はPTQを2回抜けたり、PTヴェニスでも2日目に残ったりしたので、レーティングで本戦に招待されたために予選には参加しませんでした。今回は去年の2004年東北予選の話です。那須に移住して1年以上一人でMagicをやっていたのですが、ひょんなとこから那須のコミュニティの存在を知り、一緒にMagicをすることになりました。その中でもやる気のあった岸さんを誘って、日本選手権予選の調整をしました。当時のメタゲームはなんと言っても親和が多くて《頭蓋骨絞め》の凶悪さは皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか。そんな親和の嵐の中、同型対決は不毛だということでゴブリン召集の調整をして仙台予選に臨みました。このデッキはGAMEぎゃざで石田格さんのデッキ紹介に取り上げられたりでかなりの自信作でしたがひとつだけ大きな間違いをしていました。それはメインに《粉砕》を入れずに《残響する破滅》を入れたことで、「2枚壊せればアドバンテージ取れるじゃん」という考えから入れたのですが、ソーサリータイミングだとほぼ《頭蓋骨締め》で2枚以上カードを引かれてしまうため、相対的にはアドバンテージを失ってしまうのです。それに気づいたのは大会が終わってずいぶん後のことでした。ここら辺は田舎での調整ならではというところでしょうか。肝心の本戦は1回戦でランデスと当たり、1本目土地引かずに負け、2本目ダブルマリガンスタートで、負けた気満々だったのですがそこからひっくり返して勝利し、そのあとはあれよあれよという間に5連勝して、残り2戦をIDすることで崖っぷち感を味わうことなく4回目の予選突破を果たせました。ほぼ同じデッキで出た岸さんは1本目で同型に負けたあと5連勝したものの最終戦でオポネントが足りずに同型に負けて予選突破できませんでした。しかし彼は3ヵ月後のGP名古屋で見事リベンジを果たしたことは皆さんもご存知のことと思います。

本戦の方は初日はスタンダードはランデスで1−2、MI、DS、FDのブードラは4−0、2日目はブードラ1−2、スタンダード1−1でドロップしました。スタンダードは、回りに本戦出場者がいなくて濃い練習が全然出来なかったのが敗因でした。たとえ自分に権利がなくても、本戦出場者をフォローする体制を作らなければ、地方のプレイヤーは太刀打ちできないことを改めて感じました。

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